2019年3月25日月曜日

TOPs紙漉き体験【豊浦小学校】

豊浦小学校の磯崎です。
TOPs(豊浦おやじパワーズ)では和紙の紙漉き体験を企画しました。

今回の和紙作りは、紙漉き体験を通して和紙の素晴らしさを伝える活動を続けている「萩和紙の会」に協力を依頼しました。
今回は葉書サイズの和紙を作ることとしました。

体験自体は6年生の希望者を対象に募集しましたが、目的は6年生全員分の和紙葉書を作ることです。
作成した葉書は、「中学3年生の自分に今の気持ちを伝えよう」「中学時代にやりたい事」をテーマにメッセージを書き込んでもらい、TOPsが一時預かり6年生が中学3年生になった時に郵送します。
これは、中学3年生と言えば、これからの進路について色々な悩みが出てくる時期でもあり、その時期に小学6年生だった時の思いを伝えることで、改めて自分を見つめなおして欲しいというTOPsの願いを込めての企画です。

紙漉き体験は、紙を漉く作業のみでなく、「紙漉き」という漢字の成り立ちから、和紙の成分の説明、和紙とそれ以外の紙の違い等を面白く楽しく教えてもらい子ども達は和紙についての知識を深めました。
子ども達は、紙漉き未体験でしたが直ぐに上手く作れるようになり楽しみながら6年生全員分84枚をあっという間に作ることが出来ました。
作成した和紙には透かし模様を入れたり、紅葉や押し花などを入れたりして飾り付けをしました。
今回の紙漉き体験に掛かった費用(和紙代、郵送代)は、TOPsが地域のお祭りなどに屋台を出店して得た収益にて支払いました。

これからもTOPsでは子どもたちの思い出作りをサポートしていきます。
今回の体験は、「萩和紙の会」の活動拠点である高萩市にある「NPO法人 里山文化ネットワーク」の事務所兼作業場で行いましたが、「萩和紙の会」では、学校やコミュニティへの出張体験も行っているとのことです。







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